SNSは多くの人とつながれる便利なツールです。
しかし、利用しているなかでふと疲れを感じてしまうことはないでしょうか。
本記事では、SNS疲れの原因やその対策としてデジタルデトックスのやり方をご紹介します。
SNS疲れが起きる原因
SNS疲れとは
《SNS tired》ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やメッセンジャーアプリなどでのコミュニケーションによる気疲れ。長時間の利用に伴う精神的・身体的疲労のほか、自身の発言に対する反応を過剰に気にしたり、知人の発言に返答することに義務感を感じたり、企業などのSNSで見られる不特定多数の利用者からの否定的な発言や暴言に気を病んだりすることを指す。代表的なSNSやアプリの名称を用いて、ツイッター疲れ、フェースブック疲れ、ライン疲れなどともいう。<引用:weblio辞書>
SNS疲れは、SNSコミュニケーションの気疲れにより引き起こされます。
SNS疲れするのはなぜ?
SNSに疲れてしまう主な理由は7つあります。
- 他人と自分を比べてしまう
- 反応を気にしすぎる
- 見栄を張ってしまう
- 誹謗中傷のトラブル
- 見張られていると感じる
- 見たくない情報まで見てしまう
- 自分を偽ってしまう
SNS疲れを感じる場合にはSNSと一定の距離を置く必要があります。
そこで、次ではその対策として有効なデジタルデトックスについて解説します。
デジタルデトックスとは
デジタルデトックスとは、スマホやPCなどのデジタルデバイスから一定期間離れることで、心身のストレスを軽減を図るとともに、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
デジタルデトックスの必要性
テレワークやリモートワークのように、多様な働き方が推進されるなかで、一日中PCに向き合う人が増えました。
また、私生活ではX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを利用する機会が増えたことで、無意識にスマホを触ってしまったり、スマホが近くにないと不安に感じてしまうなど、依存する人が多くいます。
さまざまな情報を目にする状態が続くと、目や脳の身体的な疲れだけでなく、SNS疲れなどによるメンタル面への影響も避けられません。
そこで、デジタルデトックスを行うことは、心身のバランスを保つことにつながるとともに、健康的で健全に生活するためにも欠かせないものです。
デジタルデトックスの効果
デジタルデトックスの効果には以下のものが挙げられます。
- 気持ちがスッキリする
- 睡眠の質が良くなる
- 想像力(創造力)が高まる
- 五感がさえる
- 目の疲れが取れる
- ストレスが減る
- ひらめきが良くなる
- 幸せな気持ちになれる
- 頭(脳)の疲れが取れる
- 安心感が増す
デジタルデトックスを行うことで、時間的に余裕が生まれスマホがなくても本来自分がやりたいことに取り組めることができるようになります。
また、スマホ依存だった人がデジタルデトックスをすることで周りを見渡せるようになり、自然の美しさに気づくなど新しい発見があるかもしれません。このような発見は心を豊かにしてくれます。
デジタルデトックスのやり方
具体的なデジタルデトックスのやり方を見ていきます。
すぐに実践できる方法としては、自分でデジタルデバイスを使用するルールを決めたり、触れない環境をつくることが有効です。
- ネットを意識的に使用しない時間をつくる
- 就業時間後は触らないなど、特定の時間以降はスマートフォンに触らないルールを決める
- 機内モードを設定するなどで、すぐにネットを開けない環境をつくる
- スマートフォンの電源を切って、すぐに確認できない状況をつくりだす
- iPhoneのスクリーンタイムを使用してアプリの使用時間を設定する
iPhoneのスクリーンタイムの設定方法は下記のとおりです。
①「設定」を選択
②「App使用時間の制限」を選択
③「SNS」を選択
④「制限したいアプリ」を選択
⑤「制限を追加」を選択
⑥「制限時間」を設定
⑦「追加」を選択し設定完了
デジタルデトックスを行うことで心身の健康につながる
本記事では、SNS疲れの原因やその対策としてデジタルデトックスのやり方をご紹介しました。
短時間からでもデジタルデトックスをすることは心身の健康に大きく役立ちます。
本来は便利で楽しいはずのSNS。デジタルデトックスを取り入れながら上手く付き合っていけるとよいでしょう。
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